福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
あほな実験


 ビーカーに水と氷を入れさらに食塩を加えてビーカー内の水温をどんどん下げてゆくとあっという間にビーカーの周りは発生した水滴でびっしょり。

 子どもはそれくらいで満足するはずありません。食塩をどんどん加えてゆき温度計表示の最下部、氷点下5度よりも下げてゆきます。

 「ウオー凍った」とビーカーの周りの水滴ががちがちの氷になる様子をたっぷり楽しんでいました。

 余裕の出来た子どもは「アホなこと」を考え出します。「どんな味がするのか飲んでみたい」と言うのです。「なめる程度にしとけ」と言うとおいしそうにスプーンで舐めながら「「うわー」とのけぞります。

 マッチを見つけた子どもが言いました。
「氷の上にマッチの火を置いたらどうなるのか見てみたい。やっていい?」 これには驚きました。

 やってみてさらに驚きました。すぐに消えるだろうと思ったマッチの炎はなかなか消えず、氷に細い運河状の溝を作ったのです。しかも黄色い色をつけて.....




作成日時2010.3.3 20:07