福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
何といってお詫びすればいいのやら/塩結晶の失敗  その1


生徒の皆さんへお詫びいたします。昨年10月から続いています「塩結晶作り」のことですが半数近くの生徒さんの結晶を溶かしてしまいました。

 ほんとにほんとに申し訳ございません。お詫び申し上げます。

原因を手順を追って話しますと次のようになります。結晶の母体である飽和溶液の水位が下がってきたため、別の容器に飽和溶液を作り水位のさがった容器に加えることにしました。

 前日から用意しておいた飽和溶液を加えたもののそれだけでは足らず、急遽、飽和溶液を作りそれら半数のビンに注ぎました。

 ところが半日たってよく観てみると角ばったタネ結晶のまわりのきれいな小粒状態の結晶が上部からとけているではありませんか。時間の径過とともに事態は深刻になってきました。

 タネ結晶そのものも溶け出し、釣り糸からはずれたものも出始めました。

原因究明は塩結晶失敗 その2にて明らかにするとして、先ずは塩結晶に替わる結晶作りをやってゆきたいと思います。

 ハイポ(チオ硫酸ナトリュウム)、もしくは ミョウバンの結晶を新たに付け加えたいと思います。

 写真右が溶け出した結晶。左は被害のなかったもの。


 



作成日時2011/02/11 12:52:01