福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
卵を飲む牛乳びん (大気圧実験)


 大気圧実験のひとつです。が、いろいろな本に書かれてあるこの種の実験のなかでは「一番分かりやすい実験」だと自負しています。アレコレやっているうちにたどり着いた実験スタイルという訳です。

 道具は大きな牛乳ビンだけ材料はやや固めのゆで卵、と熱々の熱湯。

 やり方はシンプルそのもので、熱湯を牛乳瓶に入れすぐさまゆで卵をビンの口にのせるだけです。

 熱湯がビンの中の空気を追い出し、ビンの中を蒸気で一杯に満たします。
この状態でゆで卵を載せると、ビンの中の蒸気が冷やされ、元の水に戻ってゆくにつれビンの中は薄まり外気に押され始めます。

 ビンの口は柔らかなゆで卵でぴったりと塞がっていますから外気(大気)
はゆで卵ごと押しつぶしてゆき卵は最期に牛乳びんのなかにぽとりと落とされるのです。

 ぜひご家庭でやってみてください。熱湯作業は必ず保護者がやってください。



作成日時2011/06/16 12:54:42