福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
二酸化炭素/5月 前半  (おまけ実験のおもしろさ)


 世間で憎まれ子の代表格のような気体の実験です。
気体の発生は 1.息を吐く。2.貝殻(石灰石)を薄い塩酸と反応させる。
3.炭酸水素ナトリウム(重曹)を熱する、などがありすべてやってきました

 気体の検証は石灰水(水酸化カルシュウム水溶液)を白く濁らせることで簡単にできます。

 実験として重要な点は塩酸を薄めるときでしょう。必ず水を予め入れておき、塩酸を後から加える、その順番をしつこく繰り返す必要があります。
(後から加える塩酸も前もって3倍くらい薄めておきます)

 おもしろいのは「おまけ実験」です。薄い塩酸をもって外に出かけ、筆で白っぽい石に掛けて アブクが出るか出ないかを調べるのです。

意外だったのは「道路上に引かれた白線、これがぶくぶく泡が出るのです。
きっとペンキ内に石灰石成分が含まれているのでしょう。

写真は室内でいろいろな石に薄い塩酸を掛けて喜んでいる子どもたち。



作成日時2012/05/19 17:13:14