福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
アルキメデスの世界


 【アルキメデス】
 子どもの半数近くが「アルキメデスとお風呂 」の話を知っていました。
「お母さんがお風呂に入ると水が増える」と得意げに話す子どもたち。問題はそれからの展開ですが・・・これが全くの尻切れとんぼ。

 でもそれでいいのだと思います。体積の概念が身近に感じ取れるのですから。
 【第 1の方法】

 メスシリンダーの仲にアルミの角材を入れ、増えた水の量から体積を求め上皿天秤で重さを測り、「重さ÷体積」でアルミの密度を出しました。
生徒の中には2.69グラム/立方センチメートル、とドンぴしゃり数値を算出する者も出てきました。

  【第 2の方法】

 写真はばねの伸びと重さの関係をグラフ化した後、空気中と水中でのばねの伸びを計測している姿。その後、ばねの伸びの差から体積(=浮力)を割り出し、物体の密度を計算します。

 勿論 浮力の話と浮力が物の体積に等しいことも前もって学習しました。
がこの方法は低学年には難しかったようでした。



作成日時2012/12/05 13:35:14