福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
ハトのタコ踊り・モーターの原理


磁石とハトとをつなぐ細い線は、
直径0.25ミリのピアノ線。

この線はやはり12月に行う予定の
「円周率、π」の世界で
初期段階の「実測」に活躍する段取りに
なっています。

この「円周率 の世界」では
「実測」にておよそ3 の値を確認したら、

円に内接する 正6角形と
外接する6角形の長さを測り、

内接6角形、円周の長さ<外接6角形
の考えを理解した後

6角形⇒12角形⇒36角形

の順に考えを広げて行きます。

測りかたですが、
12角形以降は三角関数の初歩を
使うだけでかなり3.14に近い
数字がえられます。

工作のイラスト図を添付しています。
おおよその形がお分かりいただける
ものと思われます。



中学で「電気ブランコ」実験があります。
永久磁石の中に置かれたコイルの束に電流が流れると
まるでブランコのようにコイルの束がピョンと
動くのですが、今回の「ハトのタコ踊り」は
永久磁石とコイルの動きが逆です。

コイルを巻かれた紙筒の中に磁石が
置かれていて、コイルに電流が流れるたびに
これがピョンぴょんはじけるのです。

どちらも
「モーターの仕組み」を理解するステップ 1
の学習なのですが
ゆっくり時間をかけて取り組みたいと思います。

この実験につきましてはコイルを
巻きつける芯としてキッチンペーパーの
やわらかく薄い芯が必要になります。

捨てずにとっておいてください。
お願い申し上げます。



作成日時2019/11/09 14:28:07