福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
岩石を偏光顕微鏡で観察


岩石を偏光顕微鏡で観察します。

岩石をひたすら削り、
光が透けるまで薄くすると完成。

顕微鏡で、およそ0.03ミリの
薄片を覗いてみると、
石を造っている鉱物(造岩鉱物)の
ひとつ一つがくっきりと観えます。

例えばカコウ岩の場合、
石英、長石、黒雲母などが
よく見えるのです。

ドラマはここから。
2枚の偏光板を、岩石薄片の上下に
貼り付け、再び観てみましょう。

赤、青、紫などの光の色が
鉱物ごとに透けて観えてきます。

この美しさ、子どもたちに
どうしても見せてあげたいと
思ってしまいます。

添付画像はそのイメージを描いた
ポスターですが、本物は薄片を
ゆっくり回転させるたびに色が変化して、
見飽きません。


*先日、NHKのブラタモリで、
この偏光顕微鏡画像と薄片作りが
放映されていました。
鉄腕ダッシュでもやればいいのに、、、



作成日時2021/10/26 16:28:45