福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
能古の島 の砂鉄


 7/20 10時半 小雨まじりの強い風の中、六人の子どもと五人の保護者は能古の島西岸 白鳥の岬に向かって歩き始めました。

 目指すのは砂鉄。能古の島の砂鉄は60年ほど前の一時期、鉄の原料として真面目に
採掘されたこともあったのです。

 今回、発明クラブが狙ったのは砂浜の表
面にたまった砂鉄です。

 砂と一緒に打ち上げられた砂鉄が強い風の作用によって吹き残された、表層砂鉄と呼ばれるもので、大変採りやすいものです。

 蒙古塚近くの浜にでたところでなにやら
大雨の気配。目的地の手前2キロではあるのですがここをベース地として砂鉄採集を開始しました。

 丸っこい小石とこいしのすき間にはズッシリした感じの砂鉄が光っています。

 それぞれ指の先でつまんでは小さなバケツやビニール袋に詰めてゆきました。

 子どもは動くものが好きです。寄せ来る波に漂う海藻を追ってどんどん深みに両足を入れどの子もびしょ濡れ。

 そのまま、3時間があっという間にすぎてしまいました。




作成日時2009.7.28 13:03