福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
元気な生ゴミ野菜作り その1〈米ぬかボカシつくり〉


 4/29西日本新聞8階会議場での吉田俊道さんの「元気な生ゴミ野菜作り」の話と実演は 発酵と腐敗との違い、虫の消化の仕組みの二点において衝撃でした。

 発酵した土から育った元気野菜は虫にとって「魅力がなくなり、たべなくなる」とのこと。

 なぜなら、虫は腸の中で食べ物を腐敗させて消化する仕組みなので「元気のよい」な野菜を避けるのだそうです。

 
 発酵した土には「食べ物がない」から虫はいなくなるのだそうですが土の発酵と腐敗とをどう区別すればいいのでしょう。決め手は臭いだそうですが
この辺が「土っぽい」話ですね。

 教室では会場で買い求めた「ぼかし200グラム」に同量の「米ぬか」を混ぜ「生ごみ」代わりに刻んだ「野草5キロ」にまぶしたあと「プランターの土10キロ」と混ぜました。写真は一週間後、全体を混ぜ返すためプランターごとブルーシートにひっくり返したときのもの。

 白く見えるのは糸状の発酵菌糸。温度は40℃近くありました。籾殻は3日前に入れたものです。(必ずしも入れなくてよい)

 教室では時間の取れたとき「米ぬかボカシ」200グラムを各人で作ってみようと思います。これでプランター1個分の発酵菌ができます。

 
 



作成日時2012/05/30 18:11:11