福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房 

エジソン少年理数工房・責任者小松のひと言日記です。
円周率の世界


今は「円周率 の世界」にはまっています。

π=3.14 は知らない方が少ないことと思われます、
が、どのようにしてこの数値を出すのか、
実際にやって見る機会は少ないのではないでしょうか。

12月前半は「浮力の世界」に続けて「円周率」の世界。
「実測」で 円周÷直径=一定 に続けてその「一定値」を
多角形による 挟み撃ち ではじき出しすのですが

6角形を使って 内接6角形<円周<外接6角形
之より 3<円周率<3.46 ここまでは順調。

さらに多角形を使おうとしてストップ


なぜなら理科年表 表示は1度が最小。

そこで180角形で考えたのですがsin1度=0.017 の表示
これを使うと円周率は3.06。 やむを得ず関数電卓を使い
sin1度=.017452、tan1度=.017455を使って
3.1414<π<3.1419 を出すことができました。

昔の人は一体どのようにして 5桁の三角比の値を
出したのでしょうか。不思議です。

教室便り244号もあと一歩です。



作成日時2019/11/27 16:13:15