福岡の理科実験塾:エジソン少年理数工房
こぼれる こぼれない コップの水
コップになるだけ大きな氷をいれ水を注ぎ、コップから水があふれんばかりにします。
水の表面張力で水はコップの表面を弓なりに膨らませたかたちになっているはずです。
ここから実験はスタートです。さて氷が解けるにしたがってすでにギリギリまで膨れ上がった状態のコップの水ははたしてこのあとコップからこぼれ落ちるのでしょうか?
結果は水は元の水面をたもたままでこぼれ落ちません。
おおざっぱなせつめいは:水は凍ると氷となってふくらみ、膨らんだ氷は溶けると元の大きさの水になります。その変化の間重さは変わらないからです。となるのですが・・・
氷が溶けたときの水の大きさが 氷が水を押しのけた水の大きさとピッタリ一致するという説明には浮力の考えと感性が必要となります。
この実験は家でも簡単にできますから先ずはやってみてあれこれ話をしてみてはいかがでしょう。
近じか「西日本新聞/子どもふれあい新聞欄」にこの実験のあらましを記事にしたいと思っています。
作成日時2011/02/08 15:32:40